昔の話なんてし始めたら終わりだと思ってるのですが
もう終わってるのでしましょう2001年大学生1回生だった私
初めての海外旅行に行ってみることにし3月のロサンゼルス国際空港に降りたった
空港のロータリーは日本では見慣れないダッジの車が走りまわり
風は嗅いだことのないまさにカリフォルニアといった香りがした
バスに乗り込み地図を見ながら、だいたいこの辺だろうというところで降ろしてもらう
通りがかりのブロンドの女性に声をかけたが無視されたので爆音で走り去っていった
昼食に露店でサンドイッチのような食べ物を購入するも
具材はローストビーフと生のにんじんであまり美味しいものではなかった
昼食に露店でサンドイッチのような食べ物を購入するも
具材はローストビーフと生のにんじんであまり美味しいものではなかった
今晩の宿を探し近くのオーキッドというホテルへ行ってみる
値段相応の古びたホテルだが部屋は空いていたのでここに泊まることにした
部屋に入ると薄暗い部屋の真ん中を大きなゴキブリが横切っていった
荷物を片付け明日以降の予定を考える
ガイドブックには色々と定番のスポットが載っていたが
せっかくクライミングを始めたのだから聖地と呼ばれるヨセミテ国立公園に行ってみよう
と思い至り翌日以降の予定が決まった
値段相応の古びたホテルだが部屋は空いていたのでここに泊まることにした
部屋に入ると薄暗い部屋の真ん中を大きなゴキブリが横切っていった
荷物を片付け明日以降の予定を考える
ガイドブックには色々と定番のスポットが載っていたが
せっかくクライミングを始めたのだから聖地と呼ばれるヨセミテ国立公園に行ってみよう
と思い至り翌日以降の予定が決まった
2日目の朝は早めにホテルを出た
マーセドへはアムトラックという列車での旅となるので
まずは始発駅のユニオンステーションへ向かう
窓口でチケットを購入する
マーセドの発音が難しくなかなか伝わらなかった
キオスクでベーグルとコーヒーを買ってベンチに座って食べた
どうやらマーセドへは直接列車で行くのではなく、
ベイカーズフィールドというところまでバスで移動して
そこで列車に乗り換えということらしい
明るい駅舎でしばらく待っていると
堂々とした威容のアムトラックの列車がゆっくりとホームに入ってきた
運転手さんに近くて安いホテルへ連れてってくれとお願いすると
幹線道路沿いのモーテルに連れていってもらえた
夕食は道向かいにマクドナルドがあったのでそこで済ますことにした
部屋に持ち帰って食べようとビッグマックを1つ頼んだら
ビッグマックのセットが3つ出てきた
ヨセミテへは一日ではたどり着かないのでまずは麓のマーセドという街を目指す
マーセドへはアムトラックという列車での旅となるので
まずは始発駅のユニオンステーションへ向かう
窓口でチケットを購入する
マーセドの発音が難しくなかなか伝わらなかった
キオスクでベーグルとコーヒーを買ってベンチに座って食べた
時間が来たので乗り場へ向かうとそこはバスの発着場だった
どうやらマーセドへは直接列車で行くのではなく、
ベイカーズフィールドというところまでバスで移動して
そこで列車に乗り換えということらしい
シルバーメタリックなストライプが入ったアメリカらしいバスに揺られ
2時間ほどでベイカーズフィールドに到着した
2時間ほどでベイカーズフィールドに到着した
明るい駅舎でしばらく待っていると
堂々とした威容のアムトラックの列車がゆっくりとホームに入ってきた
ここから数時間は快適な列車の旅となる
広々とした車内で残りのベーグルと甘いパンを囓りながら車窓を流れる景色を楽しむ
午後3時くらいにマーセド駅に到着
翌朝にこの駅からヨセミテ行きのバスに乗ることとなる
今晩はこの街に泊まらなければならないので公衆電話でタクシーを呼び
今晩はこの街に泊まらなければならないので公衆電話でタクシーを呼び
運転手さんに近くて安いホテルへ連れてってくれとお願いすると
幹線道路沿いのモーテルに連れていってもらえた
夕食は道向かいにマクドナルドがあったのでそこで済ますことにした
部屋に持ち帰って食べようとビッグマックを1つ頼んだら
ビッグマックのセットが3つ出てきた
3日目の朝は、パサパサになったビッグマックとポテトを
炭酸の抜けたコーラで流し込みマーセド駅へ向かう
駅に着いてバスのチケットを購入して、しばらくするとヨセミテ行きの
バスが来たので乗り込む
バスは東へ進みだんだんとカーブが増え平野から山地に入っていく
途中の山肌一面を覆う黄色い花が印象的だった
順調にバスは進み二時間くらいでヨセミテ渓谷に到着
とりあえずカリービレッジというところに3泊することにした
布張りの小屋というテントとコテージの中間といっためずらしいタイプの宿泊施設で
不規則に動き出す暖房と時差ぼけでなかなか寝つくことができなかった
炭酸の抜けたコーラで流し込みマーセド駅へ向かう
駅に着いてバスのチケットを購入して、しばらくするとヨセミテ行きの
バスが来たので乗り込む
バスは東へ進みだんだんとカーブが増え平野から山地に入っていく
途中の山肌一面を覆う黄色い花が印象的だった
順調にバスは進み二時間くらいでヨセミテ渓谷に到着
とりあえずカリービレッジというところに3泊することにした
布張りの小屋というテントとコテージの中間といっためずらしいタイプの宿泊施設で
不規則に動き出す暖房と時差ぼけでなかなか寝つくことができなかった
ヨセミテには結局6日ほど滞在した
園内は無料の巡回バスが走っており独りでも色んな名所を巡ることができた
園内は無料の巡回バスが走っており独りでも色んな名所を巡ることができた
昼間はハイキングをしたり、観光客で賑わう滝を見に行ったり
園内のスーパーや土産物店でお土産を買ったりして過ごし
レストランでピザを食べてコインシャワーを浴びて寝る日々を過ごした
マーセドで前回と同じモーテルにチェックインし
翌日来た時の道を歩いて駅まで戻り再びアムトラックとバスでロスを目指す
ベイカーズフィールドでバスに乗り換えて
ベイカーズフィールドでバスに乗り換えて
窓の外を流れる荒野を眺めていたら
受付が言うには先週までホテルの裏でブラピが映画の撮影をしていたらしく
ロサンゼルスっぽいなと思った
狭い部屋はベッドとワードローブがあるきりで古い建物の独特な臭いがした
誰かが置いていった少年マガジンが棚の中にあった
狭い部屋はベッドとワードローブがあるきりで古い建物の独特な臭いがした
誰かが置いていった少年マガジンが棚の中にあった
表紙は酒井若菜だった
翌日から帰国までの間この臭い宿を拠点にロサンゼルス観光した
滞在していたホテルは日本人の旅行者が多く
すぐ仲良くなって毎日色々なことをして遊んだ
みんな旅行というよりもアテもなくアメリカをふらふらしているような連中で
狭いロビーでドリトスを食べながらだらだらお話したり
中華料理を食べに行ったり買い物に行ったり
帰りの飛行機も問題なくチェックインし無事帰国することができた
今振り返ると10代の自分には全てが新鮮でとてつもなく刺激的な旅だった
これまで行ったどの海外ツアーより印象に残っているし人生の基礎となったように思う
いつかまたこういう旅をしたいと思う
中央アジア行きたい
すげ〜分かります。
返信削除40過ぎて最近よく思います。
また旅してーなっと。
自分も若い頃(クライミング始める前に)はよくバックパック背負って旅しましたわ〜。
ほんと旅の経験は人生の礎になってます。
あの頃はスマホなかったなー(笑)地球の歩き方頼りだったなーっと。出版社潰れてしまったようで。これも時代の流れですかねー
いや~共感してもらえてよかったです。一抹の不安と孤独と限りない自由に浸る日々。
削除今同じような旅をしても同じ感動はないんでしょうね~