2021年11月30日火曜日

TENIASHI22FINAL1登目

まずは山奥は冥府龍のエリアへ

パパヨナヒカルカッキーワッキータッキーションゴームラカミダイマルタイサタナカタカタフクチャンで乗り込む

書き忘れている人いたらごめんやで

はしゃぐな小僧ども

好天の予報でしたが曇天で寒い

かっこいいプロジェクトの岩は完全に水没してて残念

だからどうしたと事業着手

日頃を鬱憤を晴らすかのようにみるみるランディングが出来たので

ほれぼれとする仕上がりを眺めたのち

我々季節労働者は次の現場である「冥府龍」二段の岩へと向うのであった

冥府龍のフクちゃん

知らん間に登ってた

次回は夜も是非

冥府のション

冥府龍やらない組は「ササニシキ」1級をやったり

裏のラインで遊んだり

ササニシキでしっかり落ちてくれるかわいいタカタ

裏の痛い課題のゴー

何人か冥府龍登ったので下流の岩へ

ランディング水没したり悪かったりで放置してたかっこいい岩

ダイナミックなムーブで岩の真ん中を抜けていく

タカタ一抜け初段くらいらしい

割とみんな登ってた

知らん間に指傷めてたので私は戦えず敗退

横の水上ランジをタカタが落水せず登って場が白けたので冥府龍周辺に戻る

雨がふったり雹が降ったりしていますが気にせず

冥府龍の岩で遊んだりランディングつくったプロジェクト岩で遊んだりして

総じて楽しかった

準備があるので先に撤収



2021年11月24日水曜日

ドライブ

島で燃え尽きたのと昼までということで近場の鳴滝へ

タカタに煽られたラントルスラブのSDPをやりに

前回から一度雨が降ったので流木で組んだランディングは残ってないかなー

と思ってたら案の定ない

面倒くさいなーと思うもここまで来たので整備

流木少ないので水の抜けをよくして水位を下げようと

抜けの水路を増やしたり深くしたりする

水位も下がりだしたのでちょっとチョックストーンPを見に行く

相変わらず水没してた

まだ魚がいた

しまじろうとか登ったら帰れんのじゃないか

さて水位下がったかなとラントルに戻ると

このたかだか10分で水位がみるみる

上がってる

え?

状況が飲み込めなかったけどたぶん上流で発電用の取水を止めたっぽい

待ってりゃ引くかなと思って待ってたけど引かないし

むしろ水位上がってて孤立しそうだったので撤収

アプローチ初段くらいになってたけど僕5段なので問題なし

マット背負って淵の上でマントル返して無事帰還

このまま帰るのも癪なので下流を偵察 

外れかなーと思ってたら最後にいい感じの側壁があった

でもなんかデジャブ感もあるんよなー

県内の色んな谷で色んな岩を見つけてきてるからもう分からんくなってる

特にブログ始める前の記憶は怪しいところがある

今回みたいな雑魚記事でも残しとかないとな

みんなもブログ書こうぜ

どんな更新頻度低いブログも俺は読んでるぞマジで




2021年11月17日水曜日

幸せのありか

海外にも行けないし心の弾むような既存エリアもない

義務感に駆られて何か課題を落とすということよりも

未知への不安と期待が入り交じるような冒険がしたい

そんな欲求に答えてくれそうな島を

google mapで見つけたのでちょっくら行ってきました

お誘いに二つ返事で乗ってきたメンバーは

クライマー兼釣り師のパパ

釣り師兼クライマーのオカピに

クライマー兼登山家のヨナというバランスの取れたパーティー

仕事終わりに集合して20時くらいに出発、深夜1時に到着

星を眺めたあと野宿するも2時間くらいしか寝れなかった

5時15分起床

寒く薄暗い駐車場で冷えたサンドイッチを頬張り港へ向かう

磯釣りガチ勢に囲まれ若干の場違い感でしたが

いつもの「それは布団ですか?」のやりとりを和やかにこなしつつ

6時15分出航

この感じ久しぶり!

港出て1分も走ればけっこうなうねり

これはヨナは一撃で酔うなと思いながらあっという間に船は島に接近

船首のタイヤを磯に押しつけてエンジンが唸り声を上げる中

船頭さんに促されるまま上陸

拡声器で最近ブリが上がってるとアナウンスを受け煽られる中

付近の岩へ駆けていく我々にそんな上に行かんでもええよと

声をかけてくれる親切な船頭さんでした


とりあえず荷物を置いて手近な岩を見てみると

海際なのにそこまで風化していない

固く細かくそれでいて発達した完璧な花崗岩

ヨセミテでありビショップのような感じ

テンションが上がるもヨナはとりあえず横になり

釣り属性を持つ3人は朝マズメ勝負

流れと風が強く戦いにくいコンディションですが

まずセットアッパーで満遍なく探るとサラシでショートバイト

さすがに魚影濃いわと何回か通していると足元で乗るもすぐバレた

60~70のヒラスズキぽかった

そのあともう一回当たったけど乗らず朝の部を終える


とりあえず空身で島を1周して見たかった岩々を確認

もう最高でしかなかった

事前で色々な資料を見て想像してた理想を超えてきてた

え?死んだん?てくらい天国だった


釣りを終えてクライマー属性の3人で島の先端の一番よい岩へ移動

まずアップも兼ねてホールドの良い角を触る

さすがに誰も触ってないので表面が多少欠けるものの

安心して登れるくらいの固さ

ホールドいいけどムーブがあって好ラインでした

記念すべき1本目は「青海波」5級としました

青海波

こんな最高な5級があるかよ


つづいて左端のカンテ

こちらもムーブがあって面白い

3級くらい

最高だ


次はその右隣り

左とホールド少し共有するけど独立したラインではある

2級くらいかな

これも最高


その右も触るけどホールドはあるけど足がなさすぎで敗退

老人と海


次は青海波の右のかぶった面

ガバガバをたどれば青海波に合流してしまうので

ど真ん中を直登するラインをトライ

最初リップまでランジを想定していたけどとてもじゃないができないので

悪いホールドを経由してデッドでリップを止める感じ

すごく面白いなーとトライしてたらパパがサクッとリップ止めて完登

海に返すマントル

「カンムリウミスズメ」1級となりました

パパムーブを真似たらできるだろうと何度かトライしてもリップ止まらんし

集中して無理やり止めたらなんとか登れた

かなりいい課題だと思う


次は近くの岩へ

これも最高に決まってるカンテ

そこそこホールドはあるので進んでいける

けどなんか崖が気になってムズムズする

まず崖下までは落ちないんやけど

リップからスラブに乗りあがるんやろなというところまで進んでやめとく

初めての場所・環境なので無理をする感じではない

遠くから見るとこんな岩


裏の高く簡単そうなスラブもせっかくなので触っとく

途中でホールドがなくなる

笑顔

一歩だけがんばれば登れそうだが万が百くらいミスりそうなのでやめとく

ていうかさっきのカンテの最後乗り込んだらここやんと気づく

やらなくてよかった


無事オキザヨリをスレでゲットしたオカピも合流し色々登る

撮影

カンムリウミスズメのさらに右もホールドがいい感じにあるのでトライ

不思議な二手目

普通にむずくてブースティックを投入して下部突破

上部がさらに悪くて敗退

やる価値のあるいいラインだった

老人と海

日差しは暑いが風は冷たく乾燥していて気にならない

まさにビショップのような気候

カンムリウミスズメがなかなか登れないヨナを放置して釣りに戻る

色々探るも気配なし

セットアッパーをミスって磯に打ち付け全身を強く打って死亡

ジグで底を取って探るもあたりなし

パパもオカピもダメ

でもウミガメがいたり底ででかい魚が見えたり楽しい海である


まだ昼を回ったところですが

そろそろ帰りの船の時間14時45分が気になりだす

次いつ来れるか分らんので悔いのないよう最後に一番でかい岩を触る

きれいなカンテは足が無くて2トライで敗退

次のラインはしんどくてすぐ敗退

あと上の方のせんべいがはがれそうで怖い

どっちも登れるラインではあると思います


最後に裏面の味があるラインを触る

1トライで吹き飛びそうにないガバが蟻の巣とともに吹き飛び

蟻まみれになる

次のトライで細かいフットワークで高度を上げ途中でマントル返して完登

「RHT」3級


迎えの船が来るので上陸地点に戻り荷造りをし

最後までルアーを投げるも反応なし

迎えの船が見えたので竿を仕舞い名残を惜しむ

迎えの船が来る1分前に目の前にまさかの鳥山ができ後ろ髪引かれながら撤収

船はいつも楽しい

渡船屋に支払いを済ませ帰路につく

距離の割にあっという間に帰ってこれてちょうど24時間で解散

久しぶりの非日常感を満喫した

クライミングはこうじゃないとな



2021年11月10日水曜日

どんぐり

鳴滝へパパヨナゴーと

今日は昨シーズン16日通ったあのチョックストーンプロジェクトを終わらせるつもり

なんか出来る気するしコンディションもまずまずやし完全に水没してるし

魚も泳いでた

生態系があった

埋めてどうこういうレベルじゃないし

また大雨が来たらワンチャンあるかな

というわけで工事すればぎりぎりランディングのある

「ラントルスラブ」初段をみんなでトライ

いちおう2006年以来初登者張らせてもらってるんで

核心のダイナミックな1手目について偉そうに講釈を垂れて

核心の1手目ができない

なんなら初登時1級つってるし

つよっ!よわっ!

厳然たる事実として過去に登ってるので新たなラインで遊ぶ

左下にシットスタートしてくれと言わんばかりのガバといい足があって

ラントルのランジ足を保持して悪い中継を経て

ラントルのスタートガバに合流するラインをトライ

まぁ蛇足の範疇とは思います

なかなか一手一手強烈で一応バラせたけど繋がらない

15年のブランクがあってバラせたと言えるのかという問題もある

全然スラブじゃない

ゴーがラントルを無事登ってパパヨナがいまいち戦えてなかったので

上流で楽しい課題開拓してエンジョイしようと移動

目をつけた岩は出来そうで全く出来ない系でエンジョイできず移動

めっちゃがんばればできるかも


さらに上流の見るからに楽しそうな岩へ

ただ楽しそうに見えるだけで足が全然なくてすごく出来ない

でも楽しそうなのでやり続けてたら

すごい体幹使うムーブでなんとか一回離陸できて一手目止められそうだった

体幹即完したので撤収

チョックストーン埋まったら教えてください



2021年11月8日月曜日

よもぎ

眠いからどうしようかと思ったけどカッキー行ってるから白い鷹へ

前回靴が悪いことにしたので

今回はストックの新品ブースティックちゃまを導入

これでかき込みは万全と意気揚々とトライするもしっくりこず

普通にヒールで遠い一手を止めた

ここからが核心ぽいのでこれでやっとこの課題が始まったって感じですね

よし撤収!

かっきーも終了やし


本日の目的の岩探しへ移行

紅葉目当てのカタギの車たちを躱しつつ峠を二つ越えて

マニアック渓谷へ

昔ちょっと来てて課題は数本あるけど

航空写真で上流に気になる岩があったので確認

まずまずの岩だったけどマット持って行くほど元気がなかったので周辺を散策し

昔見た岩ももう一度見て回る

グランパあったけど下降路がない

分かりにくいけど10mくらいある


奥のは楽しそうだった

これもよし

機会があればまた来てもいいけど

なんか林業が幅をきかせてて入りづらいんだよなー