9月も半ばだというのに暑そうだしライブカメラ見てたら水位も平常
これは行くしかないと水上Pに単独で乗り込む
予想通り岩は乾いてて今シーズン1のコンディション
軽くアップして暖まった体が急速冷却される川を泳いで岩へ取り付く
たまにハマる下部を突破し簡単な中間セクションを越えて棚で10分ほどレスト
手も乾いて体も回復し気持ちも整ったところで上部へ突入
前回来た時の良いトライを反芻し復習してたので淀みなく最高到達点まで達する
この時点で若干のヨレを感じるが事前に想定していたムーブを繰り出してみる
手は若干予想より甘かったが許容範囲
この高さでやりたくはないなーと思いつつ足を大きく上げてリップを見上げる
リップはギリ射程外ぽいが事前に対岸からリップ手前に中継に使えそうな影があるのを確認していたので
なにとぞ~と探ると割とかかるホールドがあった
次はリップへの飛ばしだが橋の上から見たリップが外傾していたのを思い出す
ただ対岸から見ると割と持てそうな角度でもあった
止まらんかったら変な落ち方しそうで怖いがここまで来たら出さないわけにもいかない
者どもヴァルハラで逢おうぞとリップへ根性の一手を出す
止まったし結構持てた
おいおい最上部まで来ちゃったよとか思いながら
左の方へ手を進めて行く
で、行き詰まる
川底に見える岩が気になるので左に行ったがどうやらホールドがないらしい
これまでの経験で無理矢理返せるかとヒールをリップ上に上げてみたが
これまでの経験上まったく返せそうにないと一瞬で悟る
あとヒール濡れてる
なんだか現実感なくて他人事のように感じていたが
どうやらここで落ちる運命のようなので飛び降りる
高いからか姿勢が乱れて水面がだいぶ痛かったし
よれてて泳ぐのだるかった
危ない
ヘトヘトになったので大きくレスト
1時間観察したりイメトレして再トライ
途中自分が濡らしたところに泣きながらヒールした以外は特に問題なくリップへ到達
レスト中に考えてた右抜けムーブを試すもうまくいかない感じがしてすぐ却下
こういうとき発動する脳がフル回転するアレで現場でムーブを修正
淀みないムーブで一番上のガバを捉えて無事トップアウト
久々に声が出た
おいおい登れちゃったよといった感想
名前は「菩薩堂」とします
グレードはもうええでしょ
最高のクライミングができた
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