年に1度の受賞式に出席するために豊田へ
現地でプレゼンターのやなこうさんと合流
今年も無事徳島ベストカップル賞受賞することができたようです
初めましてのマツバラさんとよく四国で見るナオヤとかいう子と
豊田クライマーズのお歴々に案内していただいて開拓へ
少し登山して案内されたところは
豊田らしいかっこいい岩がごろごろした幸せな空間
まずはCがついてる好ラインでアップ
みんな数回落ちてアップ完了
課題らしい課題ですね
次はその隣の未登ライン
顕著なホールドが続いていてリップへの1手が遠いものの
まず間違いなくできるライン
ただ立派な松の木が登るラインのすぐ真後ろに生えている
根本は岩にほぼくっつき一旦外側に湾曲してリップ付近でまた岩に接近する形で生えてる
落ちられないのでみんな探り探り伸ばしていく
ホールドも安定してきて最終ホールドも固まって
あとはリップへ飛び出すだけだがなかなかみんな踏ん切りがつかない
そんな中マツバラさんがついに意を決して出した
だいたいこういうミスれない一手って出すときはある程度環境整って確信があって
出すから逆にある種安心して「あ、出せるんや」って思いながら見てたら
ぎりぎり届かなかったらしく
後ろの松に叩きつけられそのまま湾曲した松を滑りながら落ちてきた
松の後ろから見てたからまぁまぁの音を立てながら
四肢だけがわちゃわちゃしながら地面に向かっていくのが見えた
あんなの見たことない
生で見たすごいフォールランキング1位が塗り替わった
幸いにもおっきな擦り傷だけですんで何より
そんなほのぼのエピソードを挟んだ後
やなこうさんが気合いの1手を出して完登
あの流れで登るとはやはり偉大だな
お見事でした
僕も同じムーブ試したけど出せませんでした
とりあえずまぁやなこうさん登れるならみたいな空気になったので
次の岩へ
いい味出してる小ぶりな岩へ
スタートが悪くてみんなで色々試行錯誤
逆転の発想で良い感じにスタートできてそのまま完登
「春風」eとしました
そろそろメインディッシュということで1番かっこいい岩へ
一番かっこいい被った面の真ん中は上にホールドがないので諦めて
左のカンテラインをみんなで波状攻撃
下部は被ったカンテで大きめなホールドをそこそこ嫌な強度で繋ぎ
上部でホールドのなくなるスラブ面へと入り込む
下部はバシバシいけばなんとかなるけど上部の処理が分からない
そこはでもやはり偉大なクライマーが解決
岩を登ってる人の動きで上部突入するも
ホールドが吹き飛びフォール
あるある
僕も真似したら上部突入できたもののこの上にホールドがあるかどうか未知
なんでも未知ほど怖いものはないし結晶を握りこんでる指がバグってきたのでやめとく
もういいかなと思う気持ちもありつつもう来れなさそうだしと思い大レストして再トライ
意を決してさっきやめといたムーブを起こして一線越えてみる
届くところにゴールとなるようなホールドがない
やってしまったかなと思うもなんとか対応できて辛くもトップアウト
危なかったと思う
豊田クライマーズの方々から即座に名前は?グレードは?と祝福をうけた
「一太郎」fで
遠くまできてこんないいラインを初登させていただいて感謝です
最後にそんなに高くない岩でセッション
でしゃばりついでにもう1本初登
「花子」d
最後は力尽きてみんなの登りを見学して終了
よそ者を快く受け入れてくれた豊田クライマーズの皆様ありがとうございました
帰りは渋滞で6時間かかった
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