2022年11月28日月曜日

醸造家の夢

最近とみにいい岩しか登りたくないが

特に目標もないので鳴滝の上流に一個だけ見えてた岩を回収しに

大当たりを期待したがそこまで大きくもない

でもせっかくなので一番面白そうなラインをトライ

下部が出っ張ってて足位置も悪く全然浮けなかったが

悪いけど位置がよい足を見つけて離陸

壁に入り込むとバランシーなムーブが面白くて何回か落ちたあとリップ到達

マントルホールドが苔まみれでびしょびしょだったので終了

登れたら1級か初段くらいの好課題だったろうな


ここはこれしかないので車でランガンして色んなポイントを覗き込んでいく

岩はあるがいまいち大当たりというほどのものはない

だいぶ下流まで下ってきたところで一個それなりのがあったので降りてみる

なんだか昔おにいと見たことがある気がしないでもない

下部のガバをつないでいくと左に抜けていく簡単なラインだが

真ん中を直上できそうな悪いカチがあったのでそれでランジしてみる

最初はリップまで30cmくらい届いてなかったが色々工夫したら伸びてきて

何回かリップ止められず落ちたあと完登

「オブリビオン」初段としときましょう

名前無駄にかっこよ

昔登ったのかもしれない

必然性のあるSDスタートホールドもあったが

わざわざ座るほど暇ではないのでやらずに撤収



2022年11月25日金曜日

TENIASHI23三登目

日曜の天気も関係各方面との折衝の末

90%の降水確率からの快晴となり

雨雲レーダーが不自然に四国上空を雲が避けている状況を映し出す中

西の方へ

二日目はパパゴーヒラケンとマツイくん、後からゲスギラが合流

マツイくんせっかく遠くから来てくれてるので

追憶とかやってもらう

なんか晴れてるけど無理矢理晴れさせたので

空気がまったく動かず岩のコンディションが悪い

まぁみんな疲れてるからっていうのもあるけど

追憶の足上げが全然できない

色々画期的なムーブがないか試す

結構みんなでやってみんないいとこなしで敗退


続いて老衰のランディング工事を受注したので施工

マツイくんとパパがやったがヨレヨレなのと水に落ちそうなのですぐ終了


晩年のランディングは深すぎてうちレベルの工務店では受注できないので

お付き合いで相見積もりだけ出しといた


最後「ニド」二段へ

人が登ってるの見るの久しぶりやけどシンプルでほんまいい課題や

みんな疲れててできそうでできない

まだ時間はあったが誰ともなくこれ以上やっても無駄という空気感が出てきたので終了

ぐだぐだな二日目だったがクライミングってそういうもんやん

道中マツイくんと色々クライミングの話ができたのがよかった

疲れたなー


2022年11月24日木曜日

TENIASHI23FINAL

さて今年もやってきましたTENIASHI23FINALです

さっそく出場者の紹介いってみよう


フランスでは伝説のクライマープレジデンテabeとして正当な評価を受けている

abe会長!


ブログにとある岩場の開拓の記録を綴り、あの日々を無かったことにはできないと

締めた後、ブログがサービス終了で跡形もなく消えてしまい無かったことになる

丁寧な前フリと体の張りっぷりが敵わない

タオさん!


ダサい国産クライミングTシャツ情報をお届けしてくれるナイスガイ

情報提供後やばい奴がほんまに着てたりするのほんと慧眼

ヒカル!


絶賛フロイトへの1000日継続中

いろんなおすすめルアーを教えてくれるアングラー

僕は釣れたことないですけどねの一言がなければ最高

パパ!


フロイト友の会の会員

パパとタオさんと3交代でフロイト駐在をがんばっています

嫁に内緒で仕事の前後にジム行ってるからすぐ登れるよ!

タケシ!


前回は飲まれてたけど今回は私生活も充実してるし頑張るはず

たぶん陰でみんな呼び捨てにしてる学生

アベは昔の話しかしないただのデブ老害だろとかたぶん言ってる

ゴー!


水曜日に海鮮丼にアタりましたがなんとか間に合いました

昼間の岩で明らかに出力が不足してた学生

たぶん上記のゴーの陰口に相づち打ってる

ヒラケン!


国体で捻挫してもないのに捻挫したとか

捻挫してないのに捻挫してるとこ蹴られたとかいまだに言ってくる嘘つき野郎

じゃあ捻挫してる君より高度低かった俺とタナカは両手両足折れてたのに

よく頑張ったってことやんな

ムラカミ!


いつもパキっただのギックリ腰だの言って翌週にはめっちゃ打ち込んでる

これはもうシンプルに嘘ですね分かりました

パキった後にロイド完登してた

あ~やってんな~やってんな~

ダイマル!


みんな引き続きタイサに会えばあそこのプロジェクトのこと応援してあげてね

今年は1mくらい埋まってたけど掘ってやるんだろうな偉いな

今度行ったら埋めとこう

タイサ!


テニアシTシャツが欲しくてギラギラしてたゲスい香川のポストムラカミ

ゲスギラというあだ名はさすがにかわいそうなので

居ないところで呼びますね

タニモっちゃん!


メダリストからもお祝いコメントが来る

日本を代表するクライマー

昨年はタカタを泣くまでボコった王者の凱旋

タナカちゃん!


姫路予選の覇者が二度目の本戦参戦

どうせ今回も頑張るんだろうなー

大人げないなーおもんないなー

オクイくん!


強くて面白くてみんなに慕われているこの人が遂に参戦

ノリがいいからだいぶ僕より年上なのに

ついつい生意気言っちゃってすみません

ナカイ!


姫路からの初参戦

ハイベルから僕の忘れ物を届けに来てくれました

ありがとう!ほな!

今回自分がダウンを忘れて帰ったできる子

かずぼん!


はるばる千葉から主催者推薦枠という作った覚えのない枠で二度目の参戦

15年前スコーミッシュのZERO ZEROの下で初めて出会ったけど

一回目は韓国人と思ってHiと言って通り過ぎたあの日はいまでも鮮明に覚えている

マツイくん!


なお、フランス人達は遠慮したのか来ませんでした


で、18時の集合時間に間に合ったのはタオさんだけで当たり前のようにみんな遅刻で集合

でも、もうみんな段取り分かってるので何も言わずともテープを貼り始める

で、珍しく早く準備が整ったので予定を前倒しして開会式

怪我をしたら殺すことと施設利用上の注意を伝達した後

「ではタオさん」と言うとタオさんがアセアセと靴を履き始めたので試登式

自分課題で無事爆散して壁のお清めと安全祈願が完了

毎年のタオさんのブレた写真ほんと好き


それでは開会式も終えたので

18時45分から2時間のセッションコンペ方式でファイナルがスタート


今年は過去最高レベルに人多いしもうしんどいので俺はほぼほぼ観戦

なんか今年はみんなやる気でいつもより1~2歩前でみんな待機してた

悪い課題でがんばるカズボン

今年は僕の課題もマイルド目な設定やしそれなりに登れる課題が多かった

よいしょよいしょよいしょーのかけ声のもと回ったホールドを締め直す会長

出力の戻ってきたヒラケンが頑張ります


若手が頑張り40代は見守るいつもの展開かと思いきや

最年長ナカイちゃんがやってくれました

昔から国体や色々な大会で活躍しコンペの戦い方を知り尽くしているナカイちゃん

セッションコンペではまず他のクライマーにトライを先行させ

観察することで正解ムーブを見つけ

できるだけ省エネルギーかつ少ないトライで課題を墜としていくのが定石

「こいつら全然分かってない。アホですわ。」

と夢中で登る参加者を見守るナカイちゃん

長年の経験で残り時間と自分の体力と正解ムーブの強度を見積もりながら

みんなが疲れてきて混雑している壁が空いてくるタイミングを虎視眈々と狙っていた

俺もそういう戦い方をナカイちゃんが狙っていることは十分理解していたが

やはり後半にさしかかり

他のクライマーが完登を積み上げていくのを見ると焦ってトライしてしまうものだ

しかしナカイちゃんは動かない

もうそろそろ残り時間を考えると間に合わないではないかと心配になってきた頃

やおらベンチコートを脱ぎ靴を履き壁に向かうナカイちゃん

一度取り付くと登ったことのある課題をトライするかのごとく

軽快で無駄がなく、それでいてスピーディーな登りで

あれよあれよと完登を重ねていくナカイちゃん

テニアシはナカイちゃんの驚異的な追い上げにどんどん熱狂の坩堝と化していく

最終盤、今大会で一番人気だったゴールスローパー保持が核心の課題で

初めてゴールで落ちる

プレイリスト最後の曲black midiのSugar/Tzuが流れはじめ

この曲が終わるとコンペは終了となる

曲が終わるまであと20秒という絶好のタイミングで最後のトライを始めるナカイちゃん

迷いのない動きでゴールを片手で止め、足を決め、右手をゴールに添え

誰もが完登を確信した瞬間

足が抜けて振られに耐えられず落ちてしまった

完登はならなかったが、その登りに魅せられた参加者が駆け寄り

ナカイちゃんを高く高く胴上げし、その素晴らしいトライをたたえたところでタイムアップ


ナカイちゃんの完登数はトップの半分にも及ばず全然惜しくなかった

コート脱いだの残り10分くらいだったし間に合うはずがなかった


さて、閉会式です

まず同率2位が前回王者タナカと初参戦の学生ヒラケン

パチパチパチ

ヒラケンには

協賛の加古川の火の玉ウォール様より提供いただいたパモブラシを贈呈

火の玉ウォールは本当にいいジムですので皆様是非ご利用くださいね

私も一度は行ってみたいものです

えんちゃんありがとう!

本当にささやかですがお礼の品をナカイという使いの者に持たせてありますので

お受け取りください

(ナカイちゃんよろしくお願いします)

タナカちゃんにはカズボン提供ハイマートベルクのお客さんが作ってるお米を贈呈

パチパチパチ


で、栄えある今年の一番頑張ってたクソダサイ奴賞は

カズボン!

いやーダサい

ダサすぎて逆にダサい

カズボンにはレアなテニアシロンTを贈呈


最後タオさん提供PAMOミニブラシ2本をかけたじゃんけん大会

あんまり覚えてないけど誰かがゲット

タオさんありがとうございました

タオさんは本当にいい人ですので皆様是非ご利用くださいね


でいつもの

今年も誰も殺めることもなく終えることができてよかった


あとは太いスポンサー提供の大晩餐会を楽しみ

帰る人は帰り、泊まる人は泊まり今年のFINALが終了しました

お疲れ様でした

皆様いつもたくさんのお土産ありがとうございます

すいませんね


2022年11月22日火曜日

TENIASHI23一登目

二日前まで降水確率90%の土日でしたが

各方面とのタフな交渉と実弾をぶち込み無事快晴となった空の下1登目スタートです

トイレ前で当たり屋ムラカミを轢きそうになりながら集合し

今年はまず山奥の滝下エリアへ

ロイドの岩の川面の2級からスタート

なんか悪そうに見えてポジティブなホールドが続いてリップのガバにランジと

いうことなしのこの課題

数年ぶりに再登して良さを再確認

みんな問題なく強いのでどんどん抜けていって次は昔触った真ん中抜けプロジェクト

珍しくランディングあるのでみんなでトライ

止まるのか分からない遠いホールドをみんなで狙うも止まらない

最後カズボンが止めてリップで振られて落ちていて強かった

「ロイド」二段は幸運にもランディング整備不要だったのでやりたい人はトライ

パパが二回マントル返せず落ちたりこんなん得意そうなマツイくんがハマったり

何人か一撃したりパパが最終的に完登して優勝したりでよかった

意外とパリパリだったみたい

よくここから飛び降りるわ

大満足のマツイくん

ここの看板課題ですからね

俺的看板課題スラブの三段「秋水」は誰もやってくれなかった

めっちゃいいのに


地味に悪い「蜂の生活」初段をやる人達

抜けの悪さに思わずニッコリ

ダブルピース

クライマーが多い


近くの小さい岩で兵庫勢が遊んでたので混ざる

なんか悪い

オクイ大先生が一抜けしてカズボンが何故かハマる

リップまでいってるのに何回も落ちてて弱かった

みんなめちゃくちゃ手厚くスポットして耳元で応援し続けたんやから登れよな

香川勢が悪い一手のランジに夢中になってた

おれはすぐやる気なくす

せっかくなので香川勢を残して近くのペルセウスのエリアに移動

「ペルセウス」三段組と「美しきハング」初段に分かれる

さっくりランジ止めて抜けでハマるマツイくん

誰もやらない初登ムーブで抜けて満足のマツイくん

ついでにシャイニングフィンガーの右を今日もやってみる

やはりなんだかライン取りがモヤモヤする


居心地がいい裏へ

美しきハングのタケシ

いやーほんとよくできた課題やで


最後にタカタのルーフラインをトライ

難しそうな下部はそれほどでもないムーブが見つかり

なんとかできそうな抜けでみんなハマる

最後分かった気がしたけど夜の準備があるので独り先に撤収




2022年11月15日火曜日

非日常感

年末のアメリカツアーを断念したので同じくらい遠征感のある島へ

今回はパパヨナオカピの昨年メンバーに加えてダイマルも参戦 

20時に徳島勢は集合して午前1時前に到着

元気なパパとオカピは漁港へアジングへ

ヨナと俺はテントで仮眠

ヨナは一瞬で寝てたけど俺はテント苦手なので10分くらいしか寝れず

5時にみんなで朝ご飯を食べたりして港へ移動し船頭を待つ

今年もマットに興味を示す釣り人がいていつもの流れをこなす

あと謎のイキりを発揮する釣り人がいて痛ましかった

徳島の奴だった

やや明るくなってきたころに乗船

10分程度の乗船時間だが割と揺れるし楽しい

乗船名簿を揺れる船上で書かされるという無茶な仕様だったが

でも上陸するとテンションマックス

広場に駆け上がり荷物を置いて

早速ヨナは横になりダイマルはウロウロし釣り属性3名はルアーを投げ始める

午前の部はパパがダツを釣り

俺がオキザヨリを釣るという微妙な展開

ダイマルが帰ってきたので去年触れなかった島の西側の台地にある岩へ

ぽつんと小さな岩があっていい感じ

まずは今回のツアーの第一課題をヨナが爆散してみんなでサクサク登る

4~5級くらいやけど面白い

続いてその右のライン

簡単そうで足が悪くて地味に悪い

気温が高くてコンディションが悪いからなおさら悪い

でもそこは登りこんでるダイマル先生が完登してくれたので

ありがたく敗退

1級くらいか?

左のラインでヨナがぐずってたのでみんなでサクサク登る

3~4級くらいすか


続いて東面

スタートっぽい薄いカチがあって足も小さいがいくつかある

見た目はリップまでランジやろうなという感じ

足も割と好きな位置なので一撃を狙うも一撃どころか離陸すらままならない

この状態で右足ぴょんぴょんして膨大なアテンプトつくアレ

ダイマルと色々試すも正解らしい正解もなくただ色々な足が吹き飛んでいくだけ

最終的にただ保持してめっちゃ頑張るっていういつものアレに落ち着き

無事離陸できたら優勝選手権で優勝した

一回めっちゃしゃくれたらリップに届きそうなトライがあった

いい加減で諦めて次へ

たぶんやれば面白いだろうなというホールドがしっかりあるルーフへ

みんな見た目ホールドでかいし上部は高いけど傾斜ないし

さっさと片付けて東のエリアへ移動しますか的なノリで取り付く

一手目が結構な距離感だったのでちょっとハマるが

色々な解決方法が編み出されて問題なくなる



ただホールドが安定してなくてずっと手のひらにぽろぽろしてきて悪い

ルーフ抜けてきてもなんか悪いし

華麗なランジでだいしゅきホールド決めて登れるかと思うも

傾斜なくなるから前腕擦れてめちゃ痛い
しかもムーブの関係でルーフの出口の角でお腹をこすりながら

足を振るムーブが出てきて拷問すぎて敗退

Tシャツに見たことないシワが付いてお腹がボロッボロになってた

東の台地へ移動

今年は風が強い


やはりこの岩は相当いいな

なんとかペンギンことカンムリウミスズメ1級をダイマルとヨナはトライ

俺とパパは去年やり残したPをトライ


風が強くヨナはめくれてた


カンムリウミスズメ1級のダイマル


Pのパパ

Pは今回は割と上部までいけたが

上部が核心なのと

上部の通称ゼロ戦と呼ばれる

3つの穴で軽量化されてるサイドガバが吹き飛びそうで無理できない

絶対に怪我できないロケーションなのでほどほどでやめておく

風も強いしけっこう体ボロッボロになってきたのでいったんベースに戻って休憩

ヒラスズキを四回ばらしたオカピと釣りに勤しむ

最終オカピはアカハタ釣ってたから優勝

全然釣れなかったが黄色いヤガラとかやたら青い魚とかイルカとか見えたから満足

最後にダイマルと西の台地に戻って朝のランジをもう一回やる

ボロッボロの体では全然戦えず

だれか登ってくれ


最後の最後にダイマルは角っこのラインをトライして



果ててた

心底よくやるわと思った


悔いのないよう最後までルアーを投げて少し早く迎えの船が来たので撤収

今回は帰りもよく揺れた

波をかぶりながら帰港

無事上陸してお金を払ってダイマルに別れを告げ

いつものジョイフルでたらふく食って帰宅

今回もちょうど24時間くらいの行程だった

満たされた