infinite sadness

かっきータケシと空の方へ

プロジェクトを完成させるために一週間高めてきたのでやるき満々

ごっそりめくれた指皮も入念なケアのおかげで戦えるレベルまで回復した

晴れ渡った空だがそこまで気温も高くなく良いコンディション

いざ

増水

それがどうしたと

土木工事五段なので入念な設計を行い目処がたったところで施工に移る

埋文調査で出てきたアサヒのビールケースと割れたコンパネ等を駆使して

堰を作ると１時間ほどでランディングがうっすら出てきた

これはいける！と仕上げにかかっているとどんどん不自然にランディングが出てきとる

普通に上流のダムが絞ったらしく水位４０ｃｍくらい下がった

これからまだまだ下がった

何にせよ良かった良かったと早速岩を登り始める

指皮も回復しているし調子はいい感じだ

ホールドが持てる

タケシもお目当ての老衰をさっくり登っていい感じの楽しい時間だ

俺もプロジェクトも登れるんちゃうか

いざ

増水

音も無く迫っていた増水の魔の手

気づいたときには置いてたシャツの上を水が流れ

ランディングの木組みは浮き上がり流されはじめる

慌てて岩の上に避難し２０分くらい様子を見ても変わらないので

さらにランディング工事を行い木々を集めなんとか登れる状態にしようと頑張る

重たい丸太を運びなんとか資材が集まった

そして不自然に下がり始める水位

またダムが絞ったらしくランディングが出てきた

徒労ではなく徳を積んだから下がったのだとありがたくトライ再開

この辺でやたら風が出てきて何回もマットにタックルした

タイサが近くにいたんだろうな迷惑だ

プロジェクトはというと

カッキーはまた路頭に迷い俺はまたしても先週と同じ薬指がお肌のトラブル

いい加減色んなことを試して選択肢を減らしたところで

再度増水してきたのでいよいよ終了

最終形の堰をやすやすと突破しランディングに襲いかかる水たち