2025年1月8日水曜日

ネイリ

年に一度の渡船で岩と釣り

パパ、オカピ、タケシの完全なる釣り布陣でいざ乗船

手袋してないパパがキンキンの手すりに掴まり

凍てつく洋上を耐え続けること15分

去年と同じ磯に上陸

昨年の上陸後3投までだった時合を覚えてるので悴む手で用意して投げ始める

みんな反応があったりしたので頑張るもタケシがカンパチを釣ったのみ

10時くらいにはそろそろクライミングでもやりますかとなる

偵察して色々目星をつける

一番楽しそうなやつは近くで見るとデカすぎた

あとランディングが終わっとる

キャッチーな感じのやつから始める

例に漏れずランディング終わっとるんでビクビクしながら高度を上げてく

みんなでちょこちょこムーブを持ち寄って進む

タケシのポケット中継ムーブを採用しリップに飛ばそうと思うも


ポケットから指が抜けない感じがする

リップ取り損ねると落ちてはいけないほうに落ちるので

あえてポケットを浅く持ち直すという熟練の技を披露し

結果抜けなくてリップを取り損ねそうになるもなんとかとらえ

無事マントルで日和り次のトライで完登

2〜3級だろうが充実感があった

タケシも続き

フィジカルが強くなってメンタルが弱くなって帰ってきたパパは敗退してた


次はかっこいい岩

右端から行きたかったが無理そうなので素直に左カンテからスタートする

見た感じホールドは良さそうなので進んでいけそうだが

進む方向にランディングが段々に下がっていってて

終わっとる

完登を意識してないお遊びトライを続けていると

あれよあれよと上部まで解決する

そろそろ行き詰まってもいいんですけどーってところで

絶妙に簡単なムーブが出てくるので進まざるを得ない

最後リップ奥のガバっぽいのを取れば終わりだろうが

明確にこれだというムーブがない

いや分かってはいる

こうやれば大丈夫なんだろうと分かってはいるがひよりたいだけなのだ

勇気を出しきれず諦めようとして諦めきれず

しょうもないトライを繰り返していたらタケシが

ガツンと気合いの入ったトライを見せて

懸案のリップ奥のガバを捉えて見事に完登

「maniac」となりました

もうこうなるとなんてことないですよ

届くと分かってしまえば同じ動きをトレースするだけ

一気に気楽な気分になって取り付き

無事決死の距離出しをして完登

届かんかと思った

いい感じにしまったので釣りへ戻る

途中の潮溜まりに巨大タコがいるのをタケシが発見して獲ろうとしたが無理だった

この日はタケシがネイリ一本と好ライン一本で優勝

俺はリリースサイズのアカハタ1匹のみだった

迎えが来たので帰る

来年はもう少し早い時期に来た方がいいな



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