2025年1月21日火曜日

生命

オカピとふたりで今年も最果ての地へ

5時半に到着しまずは港でライトゲーム

でかいカマスを釣ったがすぐスれて後が続かず

本命の青物を求めて移動しやり始める

雰囲気があるようなないような

色々試してみたがダメ

ただオカピが入った周辺だけナブラ起きてたみたいで

オカピは3ヒット1キャッチでブリを仕留めてた


いいなー

9時にコーダイと合流予定だったので釣りやめて


時間あったので漁港の魚を観察に行き

イルカが漁船とか係留ロープで遊んでたのを観察

野生の大きな生物の怖さがあった

コーダイと合流してダルいアプローチをこなして


3月以来の「日と月と刀」に到着

早速トライして前回の最高到達点まではすぐいけた


でもそこからがやはり分からない

考えられるパターンを全て試すがどうにも上手くいかない

フィジカルが足りてないのかムーブ、手順に気づけていないのか

コーダイと波状攻撃をかけるも各個撃破された


ぎゃんぎゃんに虐殺されて可哀想な二人は

これはもう個人で解決できる範疇ではないと

福祉の出番やと役場に相談することを真剣に話し合って敗退した

左のなんか形状が面白そうなところを以前からやってみたいと思ってたのでやる

離陸はできるが一手目の中継から次のホールドが遠いし悪い

コーダイも嬲られてたので早々に撤退

最後に右のカンテを触る

最後は流れ上一旦右に出たが自然なライン取りで

3トライくらいで登れた


カンテらしくて大変よろしかった

こういうのでいいんだよ

しまったところで終了









2025年1月15日水曜日

おおすみ

リアルせぼねフレンズのサイトーさんとゴーとぶんぶんといつものコーダイで

ファンタスティックプラネットへ

ウォリアー達の行軍

今回は初めて奥のエリアで登ることに

まずは簡単なスラブでアップ

欠けまくりでメンタルを暖めて

次は形状が面白そうな左面

ちょっと悪くて良いアップになった

おおすみが訓練でウロウロしてた


ゴーとぶんぶんも登ったので辺りで一番かっこいい岩の登れそうなラインへ

パっと見は厳しそうだが奇跡的に安定してそうなスタートホールドと足がある

何回か加重テストをして少し悪い一手目を止めて二手目に飛ばす

2手目はそこそこ持てるが足が乏しくなる

次は右上の大きなポケットを狙いたいが距離が出ない

みんなで色々ムーブを出し合うもなかなか進まなかったが

空前の右横の大きな穴を一旦経由するムーブが良さそうブームが来て

コーダイが止めてたが穴の中のお豆が取れて止まらなくなってた

行き詰まったので原点回帰のどっかんサイファーを試してみると

結構伸びて穴に届きそうだったので突き詰めることに

コーダイが惜しい感じで何回か穴に手を入れて落ちてて

完登が現実味を帯びてきてややみんなの元気がなくなる

上部には一つ明確なガバがあるがその先は判然としない

コーダイとゴーとあそこは持てそう、分かる、とか指さしながら協議するも

ハイボール過ぎてみんなが別々のところを認識している可能性が高かった

明確なガバにも割れ目が入っているので壊れるというサイトーさんとぶんぶんの見解もあり

若干気になったが傾斜もないし足もいいし、

ここの岩質からしたら何か持てるものはあるはず

マントルも横から見る限りホールドもありそうなので十分勝算ありといったところ

問題は核心の3手目のランジが止まるかどうか

一回手が入ったが止められなくてコーダイが落ちてた意味が分かった

何回か惜しいトライを重ねて2手目が120点で持てたトライでランジが止まった

勝算があるので特に気負いもなく高度を上げる

協議時にホールドがありそうとおそらく言ってたところがガバだったので

チョークアップしてマントルへの道筋を考える

抜けたところにあるスラブをやってたサイトーさんと目が合ったので手を振り挨拶

どんな時も礼節を持った人間でありたい

想定ホールドが使いにくかったが見えてなかったブロックホールドがあり

体勢的にも許容範囲だったのでリップ上に体を持っていく

やや気持ち悪かったが別に落ちる感じもなく無事トップアウト

セッション中の会話より「原罪」二段とした

今シーズンはいいのが登れてる

コーダイも何トライか後にランジを止め

最上部でスポットお願いしまーすという高度なジョークを言って

無事完登


次は右上にあるスタートホールドがなんとも魅力的なスローパーで

そこから厳しいカチが続くボルダリング感のあるライン

1手目は止められたが悪すぎて未来がなかったので敗退

私は帰る時間になったのでここで撤収





2025年1月14日火曜日

しゃっくり

ファンタスティックプラネットへショーンとコーダイで

前回来たときにご挨拶だけしたラインに正式にお相手を願う

右端の完璧なアップラインでアップしてトライ開始

今日は登る気なので下部突破して前回出せなかった遠目の一手を出す

ヒヤッとしたが無事届いてあとはキョンして寄せてリップに出すだけと思いきや

すごくバランスが嫌だしランディング終わってるので魂の一手戻しをして降りる

続いてコーダイ

声を出して遠い一手を止めて足上げムーブを選択

これが正解らしく一撃初登

「ディープステート」1級

ビショップ帰りはひと味違うぜ

ほんとに足上げかよと思うも全然そのとおりで僕も追従し

義務ハイボールとなったショーンも完登

ミスれない一手

とてもよい課題だった


次はもっと難しそうな左のライン

地面師たちがランディングを少しでも良くしようとでかい岩を転がす

重機人間コーダイが活躍してた

はやく重機になりたーい

整ったところでトライ開始

けっこうくせ者かと思った下部は出っ張った棚とスタートホールドが良い味を出して

問題なかった

ショーンがいい感じでムーブを構築し俺とコーダイは出来たり出来なかったり

最終的にショーンが終わってるランディングの上で

体が真横になるムーブをくり出し完登

「錯視」二段

良い物を見た

コーダイとへえやるじゃんと言い捨て

何度かトライしたのち無理だと悟りやめた


黒い斑点がついて毒状態のスラブをアプローチシューズで登ったりした後

前回ダイマルと敗退したどう見ても簡単そうな垂壁をやることに

ショーンがアベさん勘弁してくださいよ流石にこれは5級でしょそんなんだから

Jにアラフィフとか言われるんすよとか思ってるみたいだったので

やらすとできてない

コーダイも参戦してなんかいい足を見いだしてくれて

横取りされそうになって嗚咽をこらえてたら結局ショーンが登った

1級くらい

真似したら最後の最後にまぐれで俺も登れた

時間となったのでお先に撤収

おつかれした


2025年1月10日金曜日

溌剌

登り初めは2日に座標の左のハイボールプロジェクトへ

MOTHERやりにいってるはずのショーンがおった

より厳しいスタイルを実践しているタッキーが

その厳しさ故にツアーに来れなくなったのでこっち来たみたい

とりあえず絶妙周辺に行くらしいので独りでプロジェクトやる

年末のタケシのmaniac初登を受けてちゃんとやらないといけないなと思ってたので

今日はちゃんとやる気持ちでトライ開始


情報収集トライを重ね

色々シミュレーションを重ねる

上部は勝算があるが現地に行ってみると想定外もありえる

下部の若干のヨレが最上部でどう影響してくるかも不安

ヨレは複利と言いますし

不安と楽観が入り混じりながらトライを続けて

目処がついた気がしたので初めて上部に立ち上がっていってみる

早速想定外にホールドが悪くて一目散に退散

鬼気迫るデッドを繰り出してクライムダウンする

無事生還

心は折れることなく完登のイメージを持ち続けている

一度気分転換に周りの岩をウロウロ見てたらショーンとキタくんが帰ってきた

ムグライの対岸の隠れた名作「最後の門」初段を登ってきたみたい

あのラインに引き寄せられる嗅覚はさすが

人が来たので心強くなったのでいける気がする

順調に下部をこなし上部に突入

チョークアップしてもう一度理想の位置に良いホールドがないか探るもなかったので

前回のトライで許容範囲としてたホールドで進むことを決める

小さく気合いの声を出して足を上げ1手進める

もう始まってしまったので行ききるしかない

ここからの1手目は想定ホールドは想定どおり

2手目は想定していた持ち方ができなかったが

手前にこのままヨレるくらいならこれで行くしかないと思えるホールドがあったので

それで押し切ることに


イメージ通り狭い足上げを無理矢理こなす

なかなか上がってこなくて腹筋全開で上げた

3手目は想定どおりのよいカチだったので安心

最後の一手をこなし五臓六腑に沁み渡るガバを掴み完登

「文明」とします

結局やるかどうか核心だったが久しぶりに満足のいくトライができた

ショーンとキタくんもトライ開始し怖さを堪能していた



俺の帰る時間も迫ってきてたので波動の左下をショーンとさわりに行く


ショーンがサクッと登って俺がモタモタしてたら文明から雄叫びが聞こえる

悲痛さの入った声ではなかったが駆けつけると

キタくんがちょうどトップアウトするところだった

降りてきてグータッチを交わす

上気した顔から素晴らしいトライだったことが伺えた

さて流れから義務ハイボールとなってしまったショーンもトライ

上部で声が出て大丈夫か?となったが見事完登


全員で喜びを分かち合えて良かった

こういう日があるからたまらんのよな

お時間となりましたので私はここいらで撤収



2025年1月8日水曜日

ネイリ

年に一度の渡船で岩と釣り

パパ、オカピ、タケシの完全なる釣り布陣でいざ乗船

手袋してないパパがキンキンの手すりに掴まり

凍てつく洋上を耐え続けること15分

去年と同じ磯に上陸

昨年の上陸後3投までだった時合を覚えてるので悴む手で用意して投げ始める

みんな反応があったりしたので頑張るもタケシがカンパチを釣ったのみ

10時くらいにはそろそろクライミングでもやりますかとなる

偵察して色々目星をつける

一番楽しそうなやつは近くで見るとデカすぎた

あとランディングが終わっとる

キャッチーな感じのやつから始める

例に漏れずランディング終わっとるんでビクビクしながら高度を上げてく

みんなでちょこちょこムーブを持ち寄って進む

タケシのポケット中継ムーブを採用しリップに飛ばそうと思うも


ポケットから指が抜けない感じがする

リップ取り損ねると落ちてはいけないほうに落ちるので

あえてポケットを浅く持ち直すという熟練の技を披露し

結果抜けなくてリップを取り損ねそうになるもなんとかとらえ

無事マントルで日和り次のトライで完登

2〜3級だろうが充実感があった

タケシも続き

フィジカルが強くなってメンタルが弱くなって帰ってきたパパは敗退してた


次はかっこいい岩

右端から行きたかったが無理そうなので素直に左カンテからスタートする

見た感じホールドは良さそうなので進んでいけそうだが

進む方向にランディングが段々に下がっていってて

終わっとる

完登を意識してないお遊びトライを続けていると

あれよあれよと上部まで解決する

そろそろ行き詰まってもいいんですけどーってところで

絶妙に簡単なムーブが出てくるので進まざるを得ない

最後リップ奥のガバっぽいのを取れば終わりだろうが

明確にこれだというムーブがない

いや分かってはいる

こうやれば大丈夫なんだろうと分かってはいるがひよりたいだけなのだ

勇気を出しきれず諦めようとして諦めきれず

しょうもないトライを繰り返していたらタケシが

ガツンと気合いの入ったトライを見せて

懸案のリップ奥のガバを捉えて見事に完登

「maniac」となりました

もうこうなるとなんてことないですよ

届くと分かってしまえば同じ動きをトレースするだけ

一気に気楽な気分になって取り付き

無事決死の距離出しをして完登

届かんかと思った

いい感じにしまったので釣りへ戻る

途中の潮溜まりに巨大タコがいるのをタケシが発見して獲ろうとしたが無理だった

この日はタケシがネイリ一本と好ライン一本で優勝

俺はリリースサイズのアカハタ1匹のみだった

迎えが来たので帰る

来年はもう少し早い時期に来た方がいいな